全国寺院霊園3Dシステム
システム概要
本システムは、寺院等の霊園を±2cmの高精度かつ短期間で3D図面化し、墓地調査や道案内などの日常業務、区画整理・開発のための検討図面、災害復旧時の図面として提供するサービスです。なお、当面の間、クラウド方式ではなくスタンドアロン方式とし、3Dデータそのものをビューワー付で提供致します。具体的には、寺院等の霊園をドローンレーザーや3Dスキャナーレーザーで測量し、点群化した3Dデータを無償のビューワーソフトにインポートすることで、遠方に行くこと無く、PC上で、墓石の大きさや移設先の墓所の大きさ、墓地の開発面積、土量計算が容易に出来る管理システムとなります。
用途としては、道案内・寸法の計測などの日常の墓地管理、墓地区画の整理・拡張、災害時の復旧図面、3D差分による崖地等の災害の予防対策等が挙げられます。
お客様の画面イメージ
導入するメリット
- 一度ドローン測量する事で、墓地や参道など霊園内のあらゆるものが計測・保存できます。保存できる情報はコメント・距離(水平、直線、垂直)・面積・体積(土量計算、盛土、切土計算)です。例えば、霊園のお墓や区画のサイズと高さ、建物の計測、参道の幅や高低差、空き墓地の大きさ、デッドスペースの面積等、墓石の引っ越し・移設工事、クレーン長や運搬機材などの搬入機材の検討、拡張区画や参道開発のための土量計算が可能となります。なお、3Dモデル精度は±2cmと高精度を実現しています。
- 基本はドローン写真測量で、視覚的に見やすい3Dデータを提供しています。用途によって、最適な測量方式を提供することが可能です。例えば、森林であればドローンレーザー測量、更地であればドローン写真測量か、地上型レーザー測量もしくはGNSS測量ということができます。
- 高価な3Dソフトウェアは必要ありません。無償の専用ビューワーソフトをインストールし、3Dデータを読み込めば、PC上で手軽に何度も計測・保存できます。
- 石材業の弊社だからこそ、墓地や霊園の事をよく理解して、測量を実施する事ができます。
- 霊園に崖地等の災害リスクがある場合や地震による墓石の倒壊があった場合、災害前の3Dデータが復旧3D図面として活用できます。また、同じ飛行ルートによる定期観測が出来るため、災害後の測量を行って災害前後の3Dの重ね合わせ表示が可能です。
- 3Dデータは販売となりますので、月額費用等のランニングコストはかかりません。
実際の写真
3Dモデル(上の実際の写真と比べて下さい)
3Dモデル:細部
3Dモデル:距離の測定(水平・直線・垂直)±2cmのモデル精度
3Dモデル:面積の測定
3Dモデル:体積の測定(最下点、平均平面、切土、盛土)
展示会、メディア、セミナー
展示会
メディア
セミナー動画
フェネーラルビジネスフェア2022での弊社セミナー動画です。本システムの概要・実演・活用事例を説明しています。
セミナー配布資料
実績紹介

ケース5:新型の地上型レーザー測量(首都圏)
2024/10 TS測量及び新たに導入した地上型レーザー測量を実施しました。

ケース4:地上型レーザー測量(神奈川)
2024/6 施設新設のための地上型レーザー測量及びTS測量を実施しました。

ケース3:地上型レーザー測量(関東)
2023/8 霊園開発のための地上型レーザー測量及びTS測量を実施しました。

ケース2:地上型レーザー測量(都内)
2023/3 寺院の建物設計のための地上型レーザー測量及びTS測量を実施しました。

ケース1:地上型レーザー測量(都内)
2022/11 寺院の中規模建物設計のための地上型レーザー測量を実施しました。

ドローン測量の精度検証
ドローンの写真測量とレーザー測量のモデル精度検証を行いました。

「京都亀岡市国際広場球技場」
京都亀岡市国際広場球技場(5,000㎡、飛行時間3分、点群数900万点)にて、精度検証実験を行いました。

「セキド横浜ドローンフィールドグラウンド」
セキド横浜ドローンフィールドグラウンド(17,000㎡、飛行時間6分、点群数1,100万点)にて、精度検証実験を行いました。